少し暗めの 眼差しが
ブラス越しに揺れてたの 知ってる
曖昧な微笑みさえ
返す勇気はないのだけれど
熱い胸のさざ波にも
気を許したらさらわれそうよ
心透かせば 後ろめたさが
あなたの前で ほのかにかえる
心当たりが 息苦しくて
あなたの瞳 今覗けない
愛してるから 愛されたくない
心だけでは いけないのでしょうか?
言葉にできない思いが
背中のうしろ切ない風になる
伏目がちのエアライン
心を隠す静香な色よ
あなたが付くため息ごと
傾く夕日道が消えてく
透明なはず この気持ちさえ
淡い感じの 影を作るわ
悟られるほど 無口になれば
それがおそらく 答えになるわ
愛してるから 愛されたいけど
心だけでは いけないのでしょうね