学園際の人混みに
見つけた懐かしい背中
瞳で 思い出が 濡れてる
私鉄電車を乗りついで
あなたの町よくかよったわ
震える胸を かかえながら…
くちびるに重ねた 季節の明るさ
今では こころに思いだけ
10月の学園通り 光と影が入れ替わる
淋しい人が並木の色を 切ない愛で燃やしてゆくわ
10月の学園通り あなたと私またすれ違う
あなたの夢がまぶしすぎ
静かに瞳を閉じたわ
グレイの 真新しい スーツ
違う世界で生きるから
他の人見つけてくれと
突然… 言われた 日も遠い…
あの夢は もう背中に見えないけど
今でも あなたを想ってる
10月の学園通り 冷たい風が吹くころね
教会の鐘夢の行方を 切ない胸に教えているのね
10月の学園通り あなたの背中また遠くなる