校舎の影 いつも見つめてた
黄昏迫るまで あなたのことを
卒業まで 後半年なの
片思い抱えて切なくなるわ
いつかきっとこんな気持ち打ち明けたい
叶うはずもないと知ってるけど…
そうよ初めて あなたと出逢ったのは
放課後のグランド 白いボール追いかける
背番号6と 日に焼けた横顔と
目に染みる青空 今でも鮮やかなの
ノートの隅 あなたの名前を
何回も書いては ただ嬉しくて
教室から 校庭を走る
体操服たちに あなた探した
いつも思う「なんで私年下なの?」
今それだけがとても悔しくて…
心の奥に そっとしまっているの
アルバムの中には いつもふたりでいるわ
微笑むあなた そして見つめる私
そうよ目を閉じれば まるで手が届きそう
春が来たなら もう会えなくなるのね
同じ記念アルバム 一緒に映りたかった
卒業式に 涙は見せたくない
それでも片隅で あなたを見送りたい