潮風より ピアニシモ
胸の五線紙ぎこちなくて
潮風より ピアニシモ
そっとあなたに守られたい
波のアルペジオに
素足濡らしながら
あなたの影を 踏むように歩く
6月の水際
ちょっと冷たいの 季節まだ早い
いいの クールなままでも
そばにいてほしいの
潮風より ピアニシモ
胸の五線紙ぎこちなくて
潮風より ピアニシモ
そっとあなたに守られたい
私さらうように
急に波が寄せた
ジーンズのすそ 濡らして私を
抱きあげてくれたの
涙もろいのは あなたのせいなの
いつも やさしさは無口
心だけ奏でる
潮風より ピアニシモ
胸の五線紙重ね合って
潮風より ピアニシモ
そしてふたりはクレシェンド